懐かしのスカイライン : 737
10月27日(土)晴 退院して1163日 / 手術から1245日
わがふるさとが誇る霊峰、石鎚山の紅葉を見に行く。
国道から山中に分け入り、
石鎚スカイラインという無料の道をくねくねと1時間余り走ると、
唐突な感じで霊峰が木々の間から厳かな姿を頭上に現す。
2千メートルに達そうかという高山なので
石鎚山そのものの紅葉はまだこれからだが、
途中のスカイライン沿いでは見事な紅葉を満喫することができた。
30年ぶりのこの場所、
その当時のことなどを断片的に思い出しながらハンドルを握る。
その時は、若くして逝った友もいっしょだったはずだ。
ひたすらなつかしい。
そして悪い癖で、ついついさびしくもなる。
紅葉もすばらしかったけれど、
遠く高知方面の山の連なりがどこまでも見晴らせるスケールの大きい景色が、
四国のものとは思えないくらいのもので、
心が震えるくらいに感動した。
くだらんことでくよくよ悩んでいてはダメだよと。
瑣末なことは忘れなさいとも。
そんな気持ちにさせてくれるほどのものでした。
走行距離170キロ。
山中のくねくね道がほとんどだったので、
プーも疲れました。
しんどかったね。
でも、できるだけいっしよにいたいから。