tongue twister のブログ

平成27年5月26日、舌癌(StageⅣa)の手術(舌亜全摘・両リンパ節郭清・腹直筋皮弁による再建術)を受けました。ところが数日後の6月1日朝の診察で、まったくの突然に緊急再手術決定。なんと、最初の手術20時間、再手術13時間、計33時間(笑)(゜o゜;;

心身共に回復してきた今、それらの日々を振り返り、今度は私が誰かを励ますことができれば、との思いでブログ初挑戦です。 

古刹で思う : 1004

8月29日 (日)晴   退院して2220日 / 手術から2302日


齢を重ねてきたせいか、
最近自然と神社仏閣によく足が向く。
いや、最近というよりも大病をして後からか。


四国に住んでいるのだから
いっそ八十八ヶ所巡りでもと思わなくもないが、
そこまでの信心深さと
それにかける手間暇を上回るほどの動機がまだ見当たらない。


神社やお寺を訪ねると、
自身や皆が健康でいられるようにと自然に思うけれど、
特に熱心にお祈りしたり祈願したりということはない。
どちらかというと、精神の平静と安息を求めてつい行きたくなる。


けれどいつになるか分からないが、
今後、きっと八十八ケ所巡りはすることになるだろうなという
確信のようなものがある。




人生も終盤戦。
来し方を懐かしむだけでなく
これから先について、
そろそろ真剣に向き合わなければならない。
人生を見つめ、そして更には信仰と向き合う。
究極の到達点は、魂の救済。



そんなことを
札所のひとつである古刹を歩きながら
コロナ禍で大変な夏の終わりに考えた。


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