終盤戦だからこそ : 1005
9月5日 (日)曇 退院して2227日 / 手術から2309日
いつの間にかたわむほどに実った稲穂が、
吹き渡る風に波のように揺れる。
もう半月もしないうちに、
畦には妖しく艶めかしい彼岸花が咲き乱れるだろう。
この時期、季節の移ろいを感じると、
秋祭りが近づいて来たということをここら辺の住民は直感的に思う。
昨年は祭り好きにはあまりにも悲しいこととなったが、
今年はどうやら、地域ごとに縮小して開催されるようだ。
よかったよかった。
2回目のコロナウィルスワクチン接種から、
すでに10日ほどが経過した。
おそらくもう十分な免疫ができているはずだ。
発症予防効果は約95%というではないか。
なんなら、3回目のブースター接種をうけてもいいと思う。
早く安心して外吞みしたいもんだ。
県外の地方の街へも繰り出したい。
だが、まだまだ呑気な顔して出かけられる状況ではないのがつらい。
とりあえずは、
涼しくなったことでもあるし、
お気に入りの海辺で、
ソロキャンプあたりから活動し始めようかと考えている。
この歳になっても、
酒飲むことや楽しく過ごすことばかりで頭の中はいっぱいだ。
でもそれは、
人生の終盤戦だかからこそ。