tongue twister のブログ

平成27年5月26日、舌癌(StageⅣa)の手術(舌亜全摘・両リンパ節郭清・腹直筋皮弁による再建術)を受けました。ところが数日後の6月1日朝の診察で、まったくの突然に緊急再手術決定。なんと、最初の手術20時間、再手術13時間、計33時間(笑)(゜o゜;;

心身共に回復してきた今、それらの日々を振り返り、今度は私が誰かを励ますことができれば、との思いでブログ初挑戦です。 

春なのに : 1016

3月27日(日)曇後晴  退院して2430 日 / 手術から2512日


何度かの寒の戻りを繰り返したのちの、
昨日の春の嵐はなかなかすさまじかった。
2階べランダの洗濯物干しが風にゴトゴトと揺らぐ音で
夜中に何回も目覚めたほどだ。


だが健気なことに、
そんなひどい状況にもかかわらず薄桃の可憐な花びらは、
何日か後のその絶頂の時に向けて散ることもなく耐え忍んだ。
儚くも逞しいものだ。




いくら齢を重ねても、
万人が好むこの季節をあまり好きになれない。
なんだかやる気がでなくて、
得体の知れない不安感が常に頭の片隅でちらつく。


寒いのだか暖かいのだか判然としない、
時に湿気を帯びたもわっとした空気感。


長年苦しんでいる花粉症。


繰り返される門出や別れ。


そしてプーが虹の橋へと旅立ったのも、
来月8日だ。
もう3年になるなんて、早いもんだな。



とにかくこの時期は気持ちがざわついて落ち着けない。
現役の頃のこの時期の気ぜわしさを、
ひょっとしたらいまだに引きずっているのかもしれない。


出来ることなら世間の人並みに、
希望あふれるこのまぶしい春爛漫を謳歌したいのだけれど。
運動など身体を動かすことが、
倦怠感や不安の軽減につながるとはよく言われることだが、
いっそのことジョギングとか
なにか運動でもしてみようかしらん。



いい歳して情けないが、
どうやらこの5月病に似た症状は、
この先ずっと続くような気がしてならない。


仕方ないな。
酒でも喰らうか。


                     

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