tongue twister のブログ

平成27年5月26日、舌癌(StageⅣa)の手術(舌亜全摘・両リンパ節郭清・腹直筋皮弁による再建術)を受けました。ところが数日後の6月1日朝の診察で、まったくの突然に緊急再手術決定。なんと、最初の手術20時間、再手術13時間、計33時間(笑)(゜o゜;;

心身共に回復してきた今、それらの日々を振り返り、今度は私が誰かを励ますことができれば、との思いでブログ初挑戦です。 

負ける : 870

9月12日(木)晴時々曇  退院して1483日 / 手術から1565日


今日は、今度の土曜出勤の代休。
昨日までの残暑と言うにはあまりにも厳しい暑さは、ずいぶんと和らいだ。



なんとはなくシーズンが過ぎた海を見たくなり、
車で40分ほどのところにある国民休暇村の海水浴場へ。


過ぎ去った台風の余波か、
瀬戸内の海にしてはいつになく波が荒い。
1メートルほども盛り上がった波頭が音を立てて激しく砕け散る。


遠く離れた砂浜に、男性だろうかひとり寝そべっているほかは
誰ひとりいない。


手作りの風車が
海風を受けてカラカラと音を立てて回る。
ただでさえさみしい夏の終わりの海。
風車の乾いたせわしない音がかえって寂寥感を増幅する。



帰路、本当に久しぶりに吉野屋へ行く。
カウンターに座り牛丼並とみそ汁を注文する。
少し遅れて隣に70年配の男性が座り、同じメニューを注文するではないか。
これはもう勝負するしかない!


と、牛丼が運ばれてきて
スタートダッシュをかまそうと男性が食べ始めるのを横目でみていると、
なんとじーさん、
無料の紅ショウガをどんぶりに山盛り大量投入し始めた。
牛丼の肉が全く見えず、
じーさんそれじゃ紅ショウガ丼だよと、
批判の目で3度見してしまった。


いやだねえ、浅ましい。
こんな年寄りにはなりたくないものよと思いつつ頑張ったが、
大量紅ショウガのハンデをもらったにもかかわらず、
約1分ほどの差をつけられ惜敗。


残念デス。

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