負ける : 870
9月12日(木)晴時々曇 退院して1483日 / 手術から1565日
今日は、今度の土曜出勤の代休。
昨日までの残暑と言うにはあまりにも厳しい暑さは、ずいぶんと和らいだ。
なんとはなくシーズンが過ぎた海を見たくなり、
車で40分ほどのところにある国民休暇村の海水浴場へ。
過ぎ去った台風の余波か、
瀬戸内の海にしてはいつになく波が荒い。
1メートルほども盛り上がった波頭が音を立てて激しく砕け散る。
遠く離れた砂浜に、男性だろうかひとり寝そべっているほかは
誰ひとりいない。
手作りの風車が
海風を受けてカラカラと音を立てて回る。
ただでさえさみしい夏の終わりの海。
風車の乾いたせわしない音がかえって寂寥感を増幅する。
帰路、本当に久しぶりに吉野屋へ行く。
カウンターに座り牛丼並とみそ汁を注文する。
少し遅れて隣に70年配の男性が座り、同じメニューを注文するではないか。
これはもう勝負するしかない!
と、牛丼が運ばれてきて
スタートダッシュをかまそうと男性が食べ始めるのを横目でみていると、
なんとじーさん、
無料の紅ショウガをどんぶりに山盛り大量投入し始めた。
牛丼の肉が全く見えず、
じーさんそれじゃ紅ショウガ丼だよと、
批判の目で3度見してしまった。
いやだねえ、浅ましい。
こんな年寄りにはなりたくないものよと思いつつ頑張ったが、
大量紅ショウガのハンデをもらったにもかかわらず、
約1分ほどの差をつけられ惜敗。
残念デス。