8割の幸福 : 877
9月29日(日)晴時々曇 退院して1500日 / 手術から1582日
『悲しき玩具』の中で
新しき明日の来るを信ずといふ
自分の言葉に
嘘はなけれど
と啄木は歌った。
先の見えない貧困と闘病の中での、彼の悲しみが垣間見える。
我が来し方をざっくりと3つに割り振るとするならば、
楽しいこと2割、普通5割、つらいこと2割 くらいか。
残りの1割をどうするか、、、。
それは自分の考え方次第だし、自分は楽観主義なので楽しいことに割り当てる。
さらに、特に自分のようながん罹患者にとっては
何事もなく普通に過ごせることこそが大事なので、
普通のひと時も楽しく好きな時間に含めるとしよう。
楽しいこと + 普通 + 残り1割 を足すと、
日常の8割は楽しく好きな時間。
残り2割のつらいことや不運は、
8割をより輝かせる人生のスパイスととらえようか。
啄木は将来に悲観しながらその短い生を終えた。
自分はこの先どこまで生きられるか分からないが、
80%楽しさ詰まった日常を、
期待感をもって過ごしていければいいなと思う。