11月20日 (金) 曇時々晴 退院して1920日 / 手術から2002日 終日風強く、ときおり突風。 まるで春の嵐のよう。 赤や黄の枯れ葉が車道に舞い上がる。 コロナ禍の今後も気になるが、 まずは自身のザコツシンケイツウが問題だ。 今回2度目が発症して既にひと月半を超えた。 だが痛みのピークは... 続きをみる
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11月8日 (日) 晴 退院して1908日 / 手術から1990日 ザコツシンケイツウ、 依然として改善の兆し、まったくなし。 何が辛いといって、車の運転ほどつらいものはない。 15分から20分が限界。 運転が引き金となって痛みがピークに達すると、 車を降りてからもその痛みが当分続くから厄介だ。... 続きをみる
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11月2日 (月) 雨 退院して1900日 / 手術から1982日 終日雨。 赤く色づき始めたシャラの葉が、冷たい雨に濡れて揺れている。 別名は、ナツツバキだったか。 連日痛みにもだえる日々。 もうひと月以上になるはずだ。 だが、ここまで長期間絶え間なく痛みが続くと、 なんだかその状態が普通のよ... 続きをみる
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10月25日 (日) 晴 退院して1892日 / 手術から1974日 ザコツシンケイツウ、絶不調。 夜中に痛みで目覚めるようになってしまった。 どこにも行けず、 抜けるように澄み渡った秋の空が、かえって恨めしい。 昨日くらいまではひとつふたつあった痛みが薄らぐ体勢も、 今日はどれほどの効果もなく... 続きをみる
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10月23 日 (金) 雨後晴 退院して1890日 / 手術から1972日 ザコツシンケイツウが、 確実に悪化してきている。 今朝4時頃だったか、腰の鈍い痛みで目覚め、 とうてい寝られそうになかったので痛み止めを飲んだ。 仕事中も、足を引きずるようにして歩く。 車の乗り降りの際には、思わず顔をし... 続きをみる
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10月20日 (火) 晴 退院して1887日 / 手術から1969日 ザコツシンケイツウが痛む。 まだ前回左側の時ほどひどくないが、 悪化の一途をたどるばかりだ。 椅子に座るのが辛い。 特に車の運転がいけない。 5月に発症したときには、 近所の病院でけっこうな回数リハビリを受けたり、 整体へも1... 続きをみる
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10月18日 (日) 晴 退院して1885日 / 手術から1967日 今朝方の気温が、10度を切った。 だが夜中に目覚めたのは、 寒さのせいだけではなかった。 おぞましいことに、 あいつがまたやってきてしまった。 その兆しは1週間前から徐々に現れていたのだ。 ザ・コ・ツ・シ・ン・ケ・イ・ツ・ウ ... 続きをみる
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10月14日 (水) 晴 退院して1881日 / 手術から1963日 金木犀が本格的に匂いだした。 我が地方ではその甘い香りが漂いだすと、 老若男女が心待ちにし、狂喜乱舞する秋祭りが近いことを 皆が思う。 だが、今年ばかりは残念ながら、その非日常の3日間を楽しむことは出来ない。 仕方の無いことと... 続きをみる
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10月12日 (月) 晴時々曇 退院して1879日 / 手術から1961日 近所の田んぼでは、この数日で稲刈りのほとんどを終えた。 台風接近で少し早めの刈り入れだったか。 刈り入れの様子は、いつまでも飽くことなく眺めていられる。 収穫の喜びがこちらまで伝わってくるようで。 長閑そのもの。 匂い立... 続きをみる
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10月9日 (金) 雨 退院して1876日 / 手術から1958日 雨の夕刻、 しばらくの間、空一面が黄色く染まった。 遠く山々も、木も家も、すべてが黄色におおわれて、 黄泉(よみ)とはこんな感じではなかろうかと、不気味に思った。 視神経に異常を来したのかと思えるほどに異様な光景だったが、 それ... 続きをみる
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10月6日 (火) 晴 退院して1873日 / 手術から1955日 稲穂が夕方の逆光に、黄金色に光る様が好きだ。 郷愁をそそる光景そのもの。 昨日くらいから、そこかしこの田んぼで稲刈りが始まった。 刈り入れが済めばもうすっかり秋本番。 間もなく金木犀が甘い香りを放ち始め、 そして老若男女が心とき... 続きをみる
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9月25日 (金) 雨 退院して1862日 / 手術から1944日 朝から降り続いた雨が、 夕刻になりかけてようやく止んだ。 この雨を契機に、一気に秋が深まりそうだ。 そろそろ、熱燗もいいでしょうな。 先日、ある方のブログで目にした言葉に囚われている。 時折その言葉が思い浮かび、 頭の中でカラカ... 続きをみる
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9月24日 (木) 曇後雨 退院して1861日 / 手術から1943日 ぐずついた天気が続くが、 秋雨とは元来こういう長雨を言うのだったか。 秋霖、すすき梅雨とも。 夕刻の冷たい雨に濡れる彼岸花が生々しくも妖しい。 一昨日の診察結果に、安堵している。 諸検査を経ての頭頸科の診察で、 椅子に座るや... 続きをみる
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9月22日 (火) 晴後曇 退院して1859日 / 手術から1941日 大気が澄み渡り、空が抜けるように高く めっきり秋めいてきた。 朝晩は窓を閉め切らないと肌寒くてかなわない。 昨日は気温が日中で25度を下回り、下は16度台だと。 今年はあの大きな台風が過ぎ去った後、一気に秋が押し寄せてきた。... 続きをみる
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9月7日 (月) 雨後晴 退院して1844日 / 手術から1926日 台風一過。 我が地方ではそれほどのこともなく済む。 西日本最高峰、霊峰石鎚とその周辺の山々による恩恵を痛感するのは、 このような台風が通り過ぎる時だ。 酷暑が長く続いたが、 季節の移ろいは農作物の生長にも見てとれる。 異常な暑... 続きをみる
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9月3日 (木) 曇時々晴 退院して1840日 / 手術から1922日 特別警報級の猛烈な台風のこれからが気になるが、 それにしても暑い。 朝っぱらから暑い。 このむっとした暑さは9号の影響か。 今朝車に乗り込みアクセルを踏み込もうとした途端、 自宅前の雑草に覆われた空き地で、 吹き戻しの生ぬる... 続きをみる
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8月30日 (日) 晴後曇 退院して1836日 / 手術から1918日 夕刻前から空が急に黒い雲で覆われ始めた途端、 庭の植木がいっせいに風に揺らぎだす。 そして、遠雷。 夕立は5分も経たないうちに止み、 あれでは草木が可哀相だが、 熱を蓄えた地表は少しは冷やされようで、 開け放った南に向いた縁... 続きをみる
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8月28日 (金) 晴後曇 退院して1834日 / 手術から1916日 お盆過ぎれば朝晩めっきり涼しくなり、 夏の暑さが和らぐ。 それを合図にしたかのように飛び交うトンボ。 赤トンボが朝晩の涼しげな風に漂い始めると、 秋の気配がいたるところで感じられるようになる。 つくつく法師。 海水浴客を... 続きをみる
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8月23日 (日) 曇 退院して1829日 / 手術から1911日 終日曇天。 蒸し暑い。 今朝24時間テレビで、 堀ちえみさんが歌っている姿に見入る。 発音も歌唱力も、とてもじゃないが完全とはいえないものだが、 歌い終えた途端、ひれ伏すようにその場に崩れ落ち、 憚らず嗚咽の声を漏らす。 お... 続きをみる
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8月22日 (土) 晴 退院して1828日 / 手術から1910日 久々に35度を下回ったが、 湿度が高くかえって不快な暑さだった。 来週からは暑さも一段落するそうだが、蒸し暑いそうな。 旅に出られず、 外のみにも気軽に行けず、 都会に住む友人も帰省してこない「特別な夏」 コロナ騒動が始まって既... 続きをみる
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8月18日 (火) 晴 退院して1824日 / 手術から1906日 気温が体温を超えてはいかんなあ。 38度だなんて。 自分が小中学生だった頃には、 30度を超えると光化学スモッグなどというモノも発生し、 すごいだの大変だだのと大騒ぎしてたもんだが。 温暖化が確実に進行しているのだろうな。 ま、... 続きをみる
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8月12日 (水) 晴 退院して1818日 / 手術から1900日 仕事帰りに、 入道雲のそのあまりの立派なのに驚き、車を降りてしばし見入る。 当地ではこの夏最高の36度越え。 夏が好きだとはいえ、 酒造会社で汗だくになって動き回る身にはなかなかきつい。 地方の小さな酒蔵で、家内工業に毛の生えた... 続きをみる
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7月25日 (土) 曇 退院して1800日 / 手術から1882日 昨日ちょっとした遠出の折りに、 義母を訪ねた。 伊予の小京都、大洲市の東端に位置するその昔藩邸があった町だ。 夫を亡くして16年。 大きな家にひとり住んでいる。 白い雑種のケンも昨年死んでしまった。 会うのは正月以来か。 会う度... 続きをみる
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7月19日 (日) 曇後晴 退院して1794日 / 手術から1876日 今夏でいちばん暑かった。 最高気温は31度越え。 ビールがいっそう美味い夏は大好きなんだが、 青空のない日照不足の夏はだめだ. 猛暑日だろうと何だろうと、 お日様と入道雲が ふたつセットで青空を背景に浮かんでいて欲しい。 さ... 続きをみる
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7月11日 (土) 曇一時晴と雨 退院して1786日 / 手術から1868日 分厚い雲間から時折陽が射し、 地表はたっぷりと水分を蓄えているものだから蒸し暑い。 海上遙か沖には青空なども見える。 どうせなら曇っておいてくれた方がいいのだけど。 さて、再びプー太郎だ。 辞めた途端なんだか足腰の調子... 続きをみる
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7月6日 (月) 雨 退院して1781日 / 手術から1863日 よく降る。 今週はずっと雨予報。 九州では恐れていた大雨による災害が起こった。 「想定外の」「記録的な」 という言葉が頻繁に使われるようになって久しいが、 こんなに毎年毎年未曾有の災害が起こる状況なのだから、 想定外や記録的なこと... 続きをみる
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6月24日 (水) 晴 退院して1769日 / 手術から1851日 今日も入院中の記録に目を通してみる。 6月24日の記録から ・途中数回目覚めるもいい感じで寝られた。 ・本日も顔のむくみと口内の腫れひどい。 首があまり曲がらないこともあるがまぶたや頬の腫れで、 自分のお腹をまともに見られな... 続きをみる
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6月23日 (火) 晴 退院して1768日 / 手術から1850日 今でもたまに 入院中の記録を読み返すことがある。 実際には思い出したくもないくらいしんどいことが多かったが、 5年寛解を無事迎えられた今となっては、 苦しい思い出さえも懐かしい。 6月23日の記録から ・手術から3週間経つが、顔... 続きをみる
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6月21日 (日) 曇 退院して1766日 / 手術から1848日 県境をまたぐ移動が解禁となった。 ザコツシンケイツウもほぼ治まった。 やった ! これでついに悲願の 日本1周の先駆けとしての九州1周旅に出かけられるか、 と鼻の巣広げて興奮していたら、 なんとアルバイトが速攻決まっちまった。... 続きをみる
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6月17日 (水) 曇時々晴 退院して1762日 / 手術から1844日 そんなに気温は上がらず、 屋内におれば快適に過ごせたはずだが、 今日は退院して36回目のがんセンター診察日。 外気温が25度を超えると、車はエアコンをつけないとたまらん。 診察日の下道を行く往路の車中は いつもそうしている... 続きをみる
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6月16日 (火) 晴 退院して1761日 / 手術から1843日 3日連続の夏日。 今日はまだ湿気が少なくてしのぎやすいが、 昨日など当地方はこの時期に34度越えるし、 そして梅雨とはいえ、 突然スコールのように降ったり止んだりを繰り返すなど明らかにおかしい。 なにやら今夏の異常気象が予感され... 続きをみる
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6月12日 (金) 曇一時晴 退院して1757日 / 手術から1839日 近所の草木が荒れ放題になっている空き家で もう1週間ほどになるだろうか、野良猫が子を産んだ。 か細い鳴き声が聞こえてくる。 日ごと朝も夜も。 胸が締め付けられるようで切ない。 ザコツシンケイツウは、 日ごとに回復していくよ... 続きをみる
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6月10日 (水) 曇一時雨 退院して1755日 / 手術から1837日 空一面厚い灰色に覆われてはいるけれど、 今のところ小雨が思い出したようにぱらつく程度で、 夕方から本格的に降り出し始めるのだろうか、風が出てきた。 ただ、蒸し暑い。 昨日の午後、アルバイトの面接に行ってきた。 できあがった... 続きをみる
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6月4日 (木) 晴 退院して1749日 / 手術から1831日 もうすぐ大好きな夏がまたやってくる。 気温が連日30度近くまで上がるようになり、 ビールがうまい。 ま、年中うまいけど。 5月の連休明けに発症したザコツシンケイツウ。 ほぼひと月にわたる苦しい日々の末に、 ようやく回復の兆しが見え... 続きをみる
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5月26日 (火) 曇後雨 退院して1740日 / 手術から1822日 本日、 ついに5年寛解。 4ヶ月にも及ぶ入院生活。 希望と失意のリハビリの日々。 それに続く復職から退職までの4年間。 悲喜こもごもの様々なことが思い出される。 長い病院での日々を無事終えたときでさえ、 まさかこの日を迎えら... 続きをみる
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5月24日 (日) 晴 退院して1738日 / 手術から1820日 足腰の不調にかこつけて 寝転んで読書ばかりしているのも心身共にかえって不健康そうであるし、 生活にこれまでとなにか違った変化を期待する意味でも 人生で初めてのことをやってみた。 どうということはない。 ただの早朝散歩だ。 早朝と... 続きをみる
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5月21日 (木) 曇時々晴 退院して1735日 / 手術から1817日 山の緑も拙宅の緑も 一雨ごとに濃くその深さをましていく。 毎年春から初夏にかけて、 それら目映い緑色の移ろいを目にするにつけても 田舎に生まれ、そして今なおそこに在ることの幸運を思わずにいられない。 嗚呼、この美しくも雄大... 続きをみる
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5月18日 (月) 曇後雨 退院して1732日 / 手術から1814日 日中はなんとかもちこたえたが、 夕刻になって冷たいものが落ち始めた。 大粒の雨が出窓のトタン屋根を叩く。 今日重い腰をやっと上げて自宅近くの病院へ。 重い腰を上げて、痛だるい腰を診てもらう。 四六時中痛くて、もう洒落にもなら... 続きをみる
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5月14日 (木) 晴 退院して1728日 / 手術から1810日 「緊急事態宣言は解除するが、 県をまたぐ不用不急の移動は今後も継続して自粛を求める」 数年前から構想し夢見ていた車でぐるり日本1周の旅。 その第1弾として、 この春には九州を1週間ほどかけて巡る予定であった。 そして訪れる先々... 続きをみる
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5月12日 (火) 晴 退院して1726日 / 手術から1808日 ようやく終息の兆しが見えてきたか。 だが自粛緩和や解除に伴って人の行き来が活発になってくると、 新たな感染の波が必ず訪れると思う。 ウィルスの変異もおそろしい。 もう完全終息なんてことはなくて、 このウィルスとはうまくやっていく... 続きをみる
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4月30日 (木) 晴 退院して1714日 / 手術から1796日 庭でハナミズキの桃色の十字が風に揺れる。 シャラの黄緑色の葉が目にやさしい。 そして群れなして咲き乱れるジャスミンのむせ返りそうな香りはどうだ。 ここから目に見える範囲の小さな世界においては、 何もかもが穏やかで平和な時間が刻々... 続きをみる
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4月27日 (月) 晴 退院して1711日 / 手術から1793日 まだ終息の兆しは見えないのか。 こんな状況がいつまでも続いてたんじゃ、 医療も経済も教育も、 社会のあらゆるシステムが崩壊しちまう。 おぞましいことに、 偏見や差別に苦しむ人たちまでいるそうではないか。 ウィルスは人の心にまで忍... 続きをみる
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4月8日 (水) 晴 退院して1692日 / 手術から1774日 春霞 花粉症 春の嵐と桃色の花吹雪 朝晩の肌寒さと日中のまぶしい日差し 今、目の前にある春は、 ウィルス騒動を除けば、 昨年までのそれとなんにも変わっていないようであるが、 実はまったくの別物だ。 時間がゆったりと流れていく。 何... 続きをみる
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4月6日 (月) 晴 退院して1690日 / 手術から1772日 ついに踏み切るのか、緊急事態宣言。 連日コロナウィルスの報道が凄まじいが、 この先もずっとその話題が出るたびに、 志村さんのことを思わずにはいられないのだろうな。 けんさんと言えば、 今日ビートルズの好きなナンバー “Here c... 続きをみる
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4月1日 (水) 雨 退院して1685日 / 手術から1767日 志村さんの追悼特別番組を見る。 笑いながら泣く。 泣きながら笑う。 おもしろうてやがて悲し、、、。 加藤茶さんからけんさんへの弔辞。 そして番組エンディングの Time To Say Goodbye に胸が苦しくなった。 正式に... 続きをみる
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3月30日 (月) 曇一時雨 退院して1683日 / 手術から1765日 猛烈な喪失感のまっただ中にいる。 そしてその事実を冷静に受け入れられないでいる。 過去にも幾多の著名人の悲報に触れてきたが、 その死をこんなにも身近な悲しみとして捉えることはなかった。 彼が荒井注さんと入れ替わり活躍し始め... 続きをみる
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3月25日 (水) 晴 退院して1678日 / 手術から1760日 本日、退院して35回目の通院で、そして6回目のPET-CT 。 朝一の採血、PET-CT、そしてその検査結果を受けての午後からの診察と、 すべて異常なし。 ということで、とりあえずの5年寛解がすぐそこに見えてきた。 お仕事は、本... 続きをみる
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3月19日 (木) 晴 退院して1672日 / 手術から1754日 昨日に続き今日も日中の最高気温が20度近くまで上がる。 少し体を動かすとすぐにうっすらと汗ばむから、 上着を1枚脱がないといけない。 スギ花粉の飛散は収束しもうヒノキに移行したのか、 たまに目が少し痒くなるくらいで花粉症はもうほ... 続きをみる
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3月14日 (土) 曇後晴 退院して1667日 / 手術から1749日 ... 続きをみる
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3月10日 (火) 晴後曇 退院して1663日 / 手術から1745日 コロナウィルス、 イタリアなどではあっという間にパンデミックの様相を呈し始めているが、 今後日本ではいったいどうなるのだろう。 先日ニュースで、 客足が遠のいたことで廃業に追い込まれた老舗温泉旅館の 女将さんの涙する姿が痛々... 続きをみる
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2月29日 (土) 雨後曇 退院して1653日 / 手術から1735日 連日コロナウィルスの報道が凄まじい。 北海道では緊急事態宣言が出され、 東京の渋谷や原宿でさえ人通りが極端に少ないとか。 昨日夕刻の、安倍首相による学校の臨時休業要請には 口から心臓が出そうなくらい驚いた。 青天の霹靂。 各... 続きをみる
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2月24日 (月) 晴 退院して1648日 / 手術から1730日 昨日に続き今日も ぽかぽかと春のような陽気だ。 車中では暑くて、セーターを脱いだ。 そしてその陽気に呼応するように花粉症がひどい。 よせばいいのに、1日中ずっと家にこもっているのもなんだからと、 夕方からカメラ持って外を歩き回っ... 続きをみる
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5月21日 (木) 曇時々晴 退院して1735日 / 手術から1817日 山の緑も拙宅の緑も 一雨ごとに深く濃くなってゆく。 毎年春から初夏にかけての それら緑色の目映い移ろいを目にすると、 田舎に生まれそして今もそこに在ることの幸運を思わずにいられない。 嗚呼、気持ちが落ち着く。 精神がまるで... 続きをみる
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2月17日 (月) 曇 退院して1641日 / 手術から1723日 低気圧の接近で 昨夜は夕方前からごうごうと嵐のような風が吹いていたが、 梅の花は大丈夫だったろうか。 今朝方になると風は少しおさまったものの暖冬から一変、 冬本番の冷え込みで西日本でも明日にかけて積雪を見るかもしれぬとか。 退職... 続きをみる
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2月14日 (金) 雨後曇夕方から晴 退院して1638日 / 手術から1720日 梅が満開だ。 菜の花も咲いている。 庭のユキヤナギにも可憐な白い花がつき始めた。 そして花粉症だ。 一昨日あたりから発症し始めた。 加齢と共に徐々に症状は軽くなりつつあるが、 しかしそれはすなわち、抗体の働きの衰え... 続きをみる
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2月9日 (日) 晴 退院して1633日 / 手術から1715日 放射冷却で、 朝方は体の動きがぎくしゃくするほど冷え込むが、 南向きの和室ではレースのカーテン越しに光が降り注ぎ、 しまいには暑くなってヒーターを切った。 気をつけてはいるのだが、数日前にまたやっちまった。 特に多いのが車や建物... 続きをみる
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2月8日(土)晴 退院して1632日 / 手術から1714日 2週間ぶりのブログ。 退職まであとひと月半余り。 これまでの日々が思い出されて名残惜しくてならない、 なんてことはまったくなくて 来たるべきその日までの日数を一日千秋の思いで指折り数えている。 でもついにその日を迎えたら、 少しはさみ... 続きをみる
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1月25日(土)曇 退院して1618日 / 手術から1700日 暖冬だ。 冬野菜を育てる農家さんはつらいだろうな。 昨日などは県内の南の地域では20度越え。 冬の風情が感じられなくてなんか物足りない。 そして少しさびしい。 若い頃の冬の三点セットはというと、 みかん、こたつ、そして川端康成の小説... 続きをみる
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1月6日(火)晴時々曇 退院して1599日 / 手術から1681日 ボーっと生きてたら、 もう明日ではや、松の内が明ける。 いや、関西では松の内は15日までだったろうか。 煩悩まみれ、願い事だらけ故、 年が明けてから4つもの神社を訪れた。 でもどの神社でも同じ事をひとつだけ願う。 元気... 続きをみる
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12月31日(火)晴時々曇 退院して1593日 / 手術から1675日 年の瀬も押し迫ってようやくそれらしい寒さになってきた。 山々の頂からかなり下の方にまで白いものが降りている。 平成から令和へと時代が移り変わり、 個人的にはこの年度が仕事も最後。 1年休職してのち復職して4年間、我ながら... 続きをみる
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12月28日(土)晴後曇 退院して1590日 / 手術から1672日 今書いている年賀状を最後にしようと思う。 病んで後、毎年思い悩んできたが、 やっと踏ん切りがついた。 若いときからずっと、その慣習に疑問を覚えていたこともある。 断捨離、というほどの大袈裟なものでもないが、 ただ、老境入り口に... 続きをみる
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12月24日(火)晴 退院して1586日 / 手術から1668日 今月18日の診察で 試しにお医者さんに聞いたその返答を反芻している。 あと数か月後に5年寛解めでたく迎えるけれど、 その後もどれくらいの期間検査が必要デスかと。 もちろん寛解が完治を意味するものではないことなど百も承知の上で。... 続きをみる
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12月18日(水)曇時々雨 退院して1580日 / 手術から1662日 師走も半ば過ぎというのに、ここ数日暖かい。 がんセンターの駐車場から建物まで歩くのにコートなどまるで必要ない。 関東では20度を超えたところもあると聞く。 今日は退院して34回目の通院。 不思議なもので、今日もまた雨。 ... 続きをみる
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12月9日(月)晴 退院して1571日 / 手術から1653日 末期の肺がんを患い、 今まさに確実に迫りくる死と対峙しながらも それでもなお創作意欲を失わずにいる映画監督の大林信彦さん。 彼の映画製作への思いと執念には驚嘆を超えて畏怖さえ覚える。 死期を悟った鬼才だけが発する狂気。 その監督が ... 続きをみる
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12月8日(日)曇後晴 退院して1570日 / 手術から1652日 更新をさぼっているうちに月替わりし、 師走も半ばになってしまった。 朝の通勤時、車の外気温計が確実に7,8度を下回るようになり、 ようやく熱燗がうれしいほどに冷え込んできた。 昨年度あれほど嫌で嫌で気の重かった仕事も、 残すとこ... 続きをみる
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11月25日(月)曇一時雨 退院して1557日 / 手術から1639日 なかなか本格的な寒さにならない。 先週末には遠く山の峰が初冠雪して寒々としていたのに、 今日の日中などは上着を脱いでカッター1枚でも過ごせるほど。 心身が引き締まるほど冷え込んでもらわないと、 熱燗がうまくないからね。 今日... 続きをみる
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11月15日(金)晴 退院して1547日 / 手術から1629日 今日昼から、 先々週に受けた脳ドックの結果説明を聞きに 自宅近くの県立病院へ行ってきた。 説明はほんの10分足らずの簡単なもので、 メインの脳のMRI(断層写真)とMRA(脳血管の立体写真)は 異状なくて胸を撫で下ろしたのだが、... 続きをみる
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11月10日(日)晴後曇 退院して1542日 / 手術から1624日 大病に呻き苦しみ 失ったものの大きさに愕然とし 将来を思い悲嘆と失意の日々があった。 そのときはやっぱりとんでもなくしんどかったりするけれど、 でもね、 なんとかなるもんだね。 病気してよかったとは言わないが、 気付きも多く ... 続きをみる
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11月9日(土)晴 退院して1541日 / 手術から1623日 先週来の冷え込みがやや温み、 日中、外でごぞごぞしていると少し汗ばむほどだった。 こんなんじゃ、葉っぱが色づくのが遅れやしないかと心配だ。 来週の土曜日は、小豆島の寒霞渓へ行くことに決めているのだ。 お腹の手術跡の軽い鈍痛とつっぱり... 続きをみる
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11月7日(木)晴時々曇 退院して1539日 / 手術から1621日 前回の更新からまた1週間以上空いてしまった。 その間に季節は加速度的に移ろい始め、 朝の最低気温が確実に10度を下回り、 庭のヤマモモやシャラの葉が赤く色づいてきた。 あと1週間もすれば目にも鮮やかな紅葉が楽しめるだろうか。 ... 続きをみる
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10月30日(水)晴時々曇 退院して1531日 / 手術から1613日 先日、職場の補助もあって脳ドックを受けに自宅近くの県立病院へ。 血圧測定、採血、検尿、心電図、更には脳ドックなのに眼科での診察まであった。 まあ、そこまではいい。 問題は最後のメインイベントである頭部MRIの前に行われた 頭... 続きをみる
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10月27日(日)晴時々曇 退院して1528日 / 手術から1610日 1週間ぶりの更新。 ブログを始めて12月で丸4年になるけれど、 こんなに空いたのは初めてかもしれない。 退院4ヶ月後に思い立って始めたこの舌がん闘病ブログだが、 手術から4年と5ヶ月、どうにか何事もなく過ごせている。 だがそ... 続きをみる
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10月18日(金)曇午後から雨 退院して1519日 / 手術から1601 秋祭り三日目最終日。 午前中はどうにか持ちこたえたが、午後から冷たいものが落ち始めた。 祭り好きにはあまりにも残念なことだろう。 さて昨夜は、 祭りを楽しみに愛知から帰省している友人とふたりで外吞み。 彼は大手企業を退職し... 続きをみる
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10月14日(月)晴 退院して1515日 / 手術から1597日 涼しくなってきたとたんに、 昨日さっそく徳利とお猪口を買った。 砥部焼。 素朴で味わい深い。 これで熱燗飲んだらさぞ美味かろう。 葉っぱが色づくくらい冷え込んできたら登場願おう。 こんな小さなヨロコビさえも力に変えて、 なんとし... 続きをみる
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10月12日(土)曇 退院して1513日 / 手術から1595日 甚大な被害が予想されるという。 15号被害から、まだ回復できていない地域も多くあるというのに。 それにしても我が瀬戸内地方の穏やかさはどうだ。 偉大なる四国山地がついたてとなり、 太平洋側からやってくる台風からいつも我々を守... 続きをみる
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10月10日(木)晴 退院して1511日 / 手術から1593日 午前6時40分、車の外気温計は14度まで下がる。 そして日中の最高気温は25度。 蒸し暑い日が続いていたが、秋が突然一気に押し寄せてきた。 涼しくなったのは嬉しいが、 週末にかけて迫り来る、猛烈な台風が心配だ。 この時期、美しい夕... 続きをみる
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10月6日(日)曇時々晴 退院して1507日 / 手術から1589日 昨日までのように窓を開け放っていると、 秋風がレースのカーテンを揺らす。 日が落ち始めると肌寒くなり、南向きの窓を締め切った。 やっと本格的な秋か。 また新しい週が始まる。 サザエさんも見たし、ぽつんと一軒家も見た。 明日に向... 続きをみる
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10月5日(土)晴 退院して1506日 / 手術から1588日 いつまでも続いていた日中の蒸し暑さが, 今日ようやく少し弛んだように感じた。 彼岸花の盛りもとうに過ぎ、 あと10日もすれば五穀豊穣を願う秋祭りだというのに いつまでもビールが美味しい陽気だなんて、 それはそれでうれしいのだけど、流... 続きをみる
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9月29日(日)晴時々曇 退院して1500日 / 手術から1582日 『悲しき玩具』の中で 新しき明日の来るを信ずといふ 自分の言葉に 嘘はなけれど と啄木は歌った。 先の見えない貧困と闘病の中での、彼の悲しみが垣間見える。 我が来し方をざっくりと3つに割り振るとするならば、... 続きをみる
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9月25日(水)晴時々曇 退院して1496日 / 手術から1578日 退院して33回目のがんセンター通院。 いつものようにグレゴリオ聖歌を聞きながら、 約50キロの道のりをあえて下道を行く。 朝9時過ぎに着き、諸検査と3つの科を受診して、 ようやく会計を終えたのが15時前。 血液検査、胸部X線、... 続きをみる
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9月24日(火)曇一時雨 退院して1495日 / 手術から1577日 明日は退院して33回目のがんセンター。 採血、胸部X線、頸部造影MRI,形成外科診察、頭頚科診察、歯科と続く。 MRIは何度経験しても嫌なもんだが、どうせなら頸部だけなんて言わずに、 上半身全部精査してくれればいいのになどと、... 続きをみる
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9月23日(月)晴後曇 退院して1494日 / 手術から1576日 岡山県玉島で、 牧師をされていた河野進さんの詩。 「のせる」 不満の手に どのように大きい恵みがのせられても 小さく 小さく見えましょう 感謝の手に どのように小さい恵みがのせられても ... 続きをみる
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9月21日(土)曇 退院して1492日 / 手術から1574日 今日、 このやっかいな大病を得ていなければ、 とうていあり得ない出会いがあった。 共に舌がんステージⅣ。 お互いもっともっと話したいこと、 伝え合いたいことがあふれるほどにあったはずなのに その思いとは裏腹に、 うまく言葉となって出... 続きをみる
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9月17日(火)晴 退院して1488日 / 手術から1570日 日曜出勤したので、今日もお休み。 流石に朝晩は過ごしやすくなり、 朝方などは窓を開け放って寝ていると、タオルケットだけでは寒くなってきた。 暇に任せて、来年3月退職までの出勤日数を数えてみたりした。 そうしたら、なんとあと140日余... 続きをみる
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9月15日(日)晴 退院して1486日 / 手術から1568日 今日は教員生活最後の運動会。 昔なら秋晴れの中、というところだが、今は毎年酷暑の中での実施だ。 しかし今日も暑いには暑いが、やっぱり秋だね。 熱気が夏のそれのように粘りつかない。 空気が鼻腔を通りやすいとでもいうのか。 日が傾き始め... 続きをみる
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